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2013.12.30 ユニバーサルデザインの「UD雪スコップ」

2013.12.30 雪庇(せっぴ)除去用器具

 

 

 

 

 

ユニバーサルデザインの「UD雪スコップ」

体力に不安のあるお年寄りや、力のない女性でも無理なく除雪ができるように開発された除雪スコップ

 

雪かきで腰を痛めた経験のある方はいませんか。雪かきは、身体にとって非常に負担のかかる重労働ですが、どうせやるなら、ちょっとでも楽をしたい、雪かきのせいで痛い思いをしたくないと思っている人も多いはず。そんな人たちのため開発されたのが浅香技研(株)のUDスコップです。

 

 

研究機関が人間工学の検知から共同で試験開発した優れもの。絵の形状をS字に工夫することで、雪をすくう際に腰部に集中する負担を軽減させ、楽に雪を運ぶことができる。

 

体勢は腰を曲げない分、確かに無理が無く、身体への負担も少ないのが実感できる。

 

従来型スコップと上手く使い分けると、日々の雪かきの大きな武器になってくれそうだ。

UDスコップを使うとあまり腰を曲げずに「雪をすくう」ことができます。雪をすくう力も少なくて済みそう。お年寄り、女性にお勧めです。

 

ユニバーサルデザインの「UD雪スコップ」

従来のスコップを使ったとき

 

UDスコップを使ったとき

 

記:北海道開発技術センター 金田安弘(ウインターライフ推進協議会 事務局)

 

雪庇(せっぴ)除去用器具

風雪の強い日々が続くと、屋根に積もった雪が屋根の縁にせり出して庇(ひさし)状の雪庇になります。そんな時に必要になる雪庇落としのための器具。

 

北海道では北西の季節風が強まるため、東側と南側の屋根に雪庇が出来やすくなります。住宅の東側や南側に玄関や道路があると落下した雪庇が通行者に当たり、ケガをしたりする場合があるので、雪庇がある程度大きくなったときには除去する必要があります。今回、市販されている「雪庇落とし器」を試用してみましたのでご紹介します。

 

 

今回試用したものは頭部の長さが約40cmで、雪を搔ぎ落とす構造になっている。頭部の先端部分はゴム素材で少し斜めになっていて雪を搔ぎ落とす感じ。

 

柄の部分は伸縮する構造で、2~3.6mの範囲で調整が可能。雪を搔ぎ落とす感じになるので、少々コツが必要。

 

柄を伸ばして使用すると先端部分が重く感じるため、女性の方や高齢者の方が使用する場合には手元が誤らないよう注意する必要がある。

使用する前の状態

 

使用した跡の状態

 

購入される際には、柄の部分を最大に伸ばした状態で、実際の雪を搔き落とす動作を行ってみると重さが実感できます。使い勝手を確認してから購入することをお勧めします。

 

雪庇切りの使い方(1)掻き落としタイプ

雪庇切りの使い方(2)切り落としタイプ

 

記:キタライフ鈴木英樹ウインターライフ推進協議会 幹事/冬のグッズワーキング)

 

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