TOP > 除雪・融雪機を使う(1) 除雪機でケガをしないコツ
除雪シーズン前の準備
雪が降ると、障害物が見えなくなることがあります。 大きな障害物には棒を立て、また石や枯れ枝などは取り除いておきましょう。
シーズン前には、定められた点検を必ず行って、安全装置や作業灯が正常に作動するか、雪かき棒は装備されているかなどの確認を行い、不具合がある場合には修理しましょう。
除雪機使用前の準備
滑りにくい履き物、防寒性の高い上着、手袋を着用して作業を行ってください。 履き物が滑りやすいと、転倒して事故につながります。
使用前に、オーガやブロア、シューターにゴミなどが挟まっていないか確認してください。異物を巻き込むと故障や思わぬ事故の原因になります。
※シューター:ブロアではき出した雪の投雪方向を決める装置
※オーガ:雪をかき崩し、取り込むための装置
※ブロア:雪をはき出すための動力駆動式装置
除雪中のコツ
周囲に人がいないことを確認して作業を始め、人が近づいた時には除雪機を停止しましょう。もちろん、人や車、建物等に向けて投雪してはいけません。
シューター等に詰まった雪を取り除く時は、エンジンを停止し、オーガやブロアの回転が 停止したことを確認してから、必ず除雪機付属の雪かき棒を使って取り除きましょう。
後進するときは、足もとや後方の障害物に注意してください。後進中の除雪機と壁に挟まれたり、転倒した時に除雪機にひかれる事故が発生しています。
傾斜面を横切って除雪すると、横滑りや転倒のおそれがあります。
作業を一時中断するときでも、平坦な場所に停めて、必ずエンジンを停止してください。