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除雪機でケガをしないコツ

除雪機による事故の実態

融雪機の種類と安全な使い方

 

 

事故の実態

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全センターに通知された除雪機の事故状況によると、平成19年度から23年度までの5年間で、死亡者13人、重傷者10人、軽傷者2人の人的被害が発生しています。

 

年代別・男女別の被害状況をみると、被害者は中高年の男性が多く、特に70歳代と80歳以上では死亡者の数が多くなっています。また、10歳未満の子どもの事故は、大人が操作する除雪機に巻き込まれたことによるものとのことです。周囲に子どもがいる時には、エンジンを停止するなど特に注意が必要ですね。

 

グラフ【年代別・男女別被害状況】

(独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター調べのデータを基に作成)

 

 

また、人的被害となった現象では、「安全装置を無効化し、オーガに巻き込まれたり、クローラにひかれた」が7件、「詰まった雪を除去する際、エンジンを停止させずにブロアに手を差し込んだ」と「こぼれた燃料や可燃物がマフラー等の高温部と接触して発火した」がそれぞれ5件となっています。

 

安全装置は必ず正常に作動するように確認し、詰まった雪は、必ずエンジンを停止させてから除去してください。後進するときは、足元や後方の障害物にも十分注意が必要です。

除雪機を使用するシーズン前には点検・整備をしっかりと行い、燃料の補給等も十分気を付けて行ってください。

 

グラフ【除雪機の原因区分別被害状況】

(独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター調べのデータを基に作成)

 

なお、データの詳細は、独立行政法人製品評価技術基盤機構のホームページをご覧ください。

http://www.nite.go.jp/data/000005168.pdf

 

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