除雪のコツおしえます。

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除雪機でケガをしないコツ

除雪機による事故の実態

融雪機の種類と安全な使い方

 

 

除雪機の種類

家庭用融雪機(融雪槽)には沢山の種類がありますが、主に使用されているものとしては、以下のように分けられます。

 

主な融雪方式の概要

温水散水式

灯油などの燃焼熱により加温した温水を雪に散水して融雪。

イラスト(温水散水式)

直接加熱式

雪が接触する部分を加熱、又は燃焼排気熱を雪に接触させて融雪。

イラスト(直接加熱式)

直接・温水混合方式

直接加熱式で融かした雪の融雪水を暖めて散水し融雪。

イラスト(直接・温水混合方式)

※図は各方式の一例をイメージ図にしたもので、会社毎に詳細は異なります。

 

 

熱源

灯油・ガス

イラスト(灯油)
イラスト(ガス)

比較的短時間での雪処理が可能となりますが、住宅密集地などでは、騒音に注意が必要な場合があります。

移動式では、灯油が一般的に使われています。

電気

イラスト(電気)

騒音や排気ガスの心配がありません。

 

地下水

イラスト(地下水)

ランニングコスト(運転経費)が比較的安価です。

埋設型となり、設置場所が限られます。

 

 

 

形式

埋設型

装置全体を地下に埋設。未使用時は地上にほとんど突起物がないため、雪がない時期も邪魔になりません。

イラスト(埋設型融雪装置)

移動式

処理したい雪の近くへ装置を移動でき、また、設置工事費等がかからず、埋設型よりも安価。ただし、収納場所が必要。

イラスト(移動式融雪機)

 

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安全な使い方

●必ず転落防止枠を設置

冬になると「融雪槽に転落して死亡」という記事を目にします。

深い物では2mくらいありますから、子供だけでなく、作業をしている大人の死亡事故もあります。

必ず転落防止枠を設置して作業をしてください。

埋設型

 

●高温部にさわらない!

灯油などの燃焼熱で融雪するタイプでは、排気口や投雪口内がたいへん高温になっており、触れるとやけどをします。燃焼中や燃焼直後は特に注意してください。

埋設型移動式

 

●融雪水は道路へ流さない(凍結して転倒)

融雪機で融かした水を道路に流すと、凍結して歩行者が転倒したり、車がスリップしたりといった事故につながり、大変危険です。

移動式

 

●排気ガスに注意

灯油などを燃焼するタイプでは、排気ガスを吸わないように注意してください。排気ガスによる中毒のおそれがあります。

また、雪などで給気口や排気口がふさがったまま使用しないでください。不完全燃焼のおそれがあります。

埋設型移動式

 

●可燃物を置かない

融雪機や周囲に燃えやすい物を置かないでください。火災のおそれがあります。特にガソリン、ベンジン、スプレー缶などの引火性危険物には注意してください。

埋設型移動式

 

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