除雪のコツおしえます。

TOP > 除雪のこんなときが危ない(2) 北海道の除雪事故

 

 

雪による死傷者数の推移

除雪事故で代表される雪害による死傷者数は、冬の降積雪状況により変動しますが、平成24年度冬期は500人を超えました。令和元年度冬期は100人強に留まりましたが、令和2年度から令和4年度にかけては300~400人で推移しています。

 

 

除雪による死傷事故の原因

雪による死傷事故の9割以上は除雪事故によるものです。事故原因でもっとも多いのは「屋根雪転落」の35%で、2番目が「はしご転落」の25%です。「落氷雪」の13%を合わせると、屋根雪にからむ事故が全体の約7割を占めます。

 

 

除雪事故による死亡者数の推移

毎冬5~30人程度の方が除雪事故で亡くなっており、「屋根転落」や「落氷雪」など屋根雪に関わる死亡事故が多くなっています

 

 

除雪事故による死傷者の年齢

除雪事故による死傷者の年齢は70歳代がもっとも多く、次いで60歳代、80歳以上が多くなっています。60歳以上の高年齢層が全体の70%以上を占めます。各年齢層の人口10万人当たりでは、70歳代と80歳以上の死傷者が際立って多くなっています

 

 

除雪事故による死傷者のけがの程度

除雪事故による死傷者は1ヵ月以上の治療を要する重傷が35%、死亡が5%で全体の4割が重大事故となっています。

 

 

除雪事故による死傷者の
年代別けがの程度

除雪による年齢層別人口10万人の当たりのけがの程度別死傷者は、年齢層が高くなるにつれて多くなり、けがの程度もより重くなる傾向があります。

 

 

除雪事故の原因とけがの程度

「除雪機」、「発症」、「屋根転落」が原因の除雪事故でけがの程度が重くなる傾向にあります。死亡事故の原因は心疾患などの「発症」による場合がもっとも多くなっています。「その他(除雪)」に含まれる主な原因には、「融雪槽への転落、「河川への転落」などがあります。

 

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