TOP > 除雪のこんなときが危ない(2) 北海道の除雪事故
除雪事故で代表される雪害事故は近年増加傾向にあり、平成24年度冬期には雪の事故による死傷者数が500人を超えました。
北海道における雪害による死亡事故の9割以上は除雪に伴うものです。もっとも多いのは「屋根からの転落」の38%で、続くのが「屋根からの落雪」の23%です。「はしごからの転落」の6%と合わせると、屋根雪にからむ死亡事故は全体の66%を占めます。除雪機にひかれる事故も12%あります。
雪害による死亡事故では、「屋根からの転落」や「屋根からの落雪」など、屋根雪にからむ事故が多くなっています。毎冬、10人前後の方が除雪に伴う事故で亡くなっており、多い年には約30人の方が除雪事故で命を落としています。
除雪に係わる死傷者の年齢層で一番多いのは70代の30%、二番目が60代の28%で、約7割は60代以上の高齢の方です。
除雪で代表される雪害による死傷者の約8割は男性です。